ハンギングロック 州立公園ハイキング

高校生の留学プログラムは、週末にもいくつかのプログラムを用意させていただきました。

留学生の希望を聞いて、今回は「ハンギングロック州立公園のハイキング(日帰り)」を計画。今日はその様子をお届けします。

ハンギングロックは州最東端の山脈の1つで、週末は多くの人でにぎわう観光スポットです。巨大な岩、林、滝、湖などで美しい景観が楽しめるほか、32 マイルを超えるトレッキングコース、スイミングポイント、ボート遊び、キャンプなど、自然と触れ合うアクティビティも楽しめます。

こちらがこの公園のメインスポット、Hanging Rock(ハンギングロック)。

絶景! こんな写真も撮れます。

ちなみにメインのルートとは外れますが、Wolf Rock(ウルフロック)トレイルもおすすめです。人が少なく、景色もよく、ゆっくりいい写真が撮れました。

トレイルは1時間くらいのものから数時間かかるものまでいろいろ用意されているので、自分達の希望でコースを選ぶことができました。林間トレイルあり、岩場あり、滝や川あり…、様々なルートを楽しめるので、子供でも飽きることなく歩けると思います。

トレイルの後は少し車で移動し、滝の方に足を延ばしてみました。

滝では岩滑りをしたり、水遊びをしたり、川の散策もすることができました。

たくさんの子供たちがスライディングロックを楽しんでいました。

トライアングルエリアからは約2時間で行ける州立公園。アメリカらしい大自然を堪能できるおすすめスポット。高校生にも楽しんでいただけたようです。

3週間の2023 NC Summer Program最終日

高校生の2023 NC Summer Program、約3週間の滞在最終日です。

ホストファミリーとのお別れ。仲良くなったホストシスターとは、これからもランゲージエクスチェンジパートナーとして連絡を取り合うことにしたようです。いつか日本に行ってみたいというホストシスターを、今度は受け入れてあげられるといいですね。

そして我々スタッフは空港にもお見送りに行ってきました。

台風の影響で帰国便に遅延がありましたが、無事に帰国できたようです。

3週間、お疲れさまでした。

貴重な経験を楽しんでいただき、夏休みの思い出をたくさん作っていただけたようです。いつかまた旅行で!? 留学で!? 仕事で!? ノースカロライナ州でお待ちしていますね。

UNCチャペルヒル校のキャンパスツアー

UNCチャペルヒル校のキャンパスツアー

本日は、アメリカで現存する州立大学の中で最古の大学University of North Carolina at Chapel Hill (UNCチャペルヒル校)に行ってきました。

UNCチャペルヒル校は、公立大学群の中のアイビーリーグとも言われる「パブリック・アイビー」の8校の内の1校に指定された難関名門大学の1つ。2021年時点で、ノーベル賞受賞者は合計9人もいるそうです。

特に医学・薬学研究が盛んで、公衆衛生学の研究ではジョンズ・ホプキンス大学に次いで全米第2位(US Newsの格付け)。また、プライマリ・ケア、薬学、コンピューター科学なども有名で全米有数の名門校として知られています。

こちらの歴史を感じさせる建物は、蔵書数580万冊以上と言われているLouis Round Wilson Library。

こちらのビルが州立大学で最も古い建物。1795年に建てられたそう。何度か改修されています。

こちらはモアヘッドプラネタリウム&サイエンスセンター。

プラネタリウムのプログラム以外にも、子供たちのサマーキャンプなどのプログラムもたくさんあります。

続いて、医学部内のラボをのぞかせていただきました。ここは膀胱がんの研究をしている場所。いくつもの研究室が並ぶ医学部棟は、夏休み期間にも関わらず多くの研究者が研究を続けていました。

続いて、スクールストアへ。カロライナブルーがシンボルカラーのUNC。かわいいグッズがたくさん並んでいました。

UNC はスポーツの強豪校としても知られ、多くの種目で沢山の選手が活躍しています。中でも伝説的なバスケットボール選手、マイケル・ジョーダンが所属していたUNC Chapel Hill校。数あるスポーツの中でも男子バスケットボールは有名。ということで、少し場所を移動して、バスケットボールミュージアムへ行ってみました。無料で見学することができます

UNCのバスケットボールの歴史をショートムービーで楽しんだ後は、館内を自由に見学できます。

展示室はそれほど大きくないので、30分程度で見学できると思います。マイケルジョーダンのコーナーもありました(写真下右側)。マイケルジョーダン直筆の当時の生徒登録書などを見ることができます。

バスケットボールファンならずとも興奮するスポットです。

UNCチャペルヒル校はしっかり見学をすると1日かかってしまうほど広大な大学敷地ですが、今回は駆け足で回ってみました。

今回工事中で見学ができませんでしたが、UNCにはThe Old Well(古井戸)というシンボルとも言えるスポットがあります。この水を飲むとオールAを取れるという言い伝えがあり、新入生は必ず訪れる場所となっています。

また今回は車窓からの見学になってしまいましたが、Bell Towerもあります。

夏休み期間中は閉まっている場所も多かったので、また次回、紹介できなかった場所をゆっくり紹介できればと思います。

英語でベイキングクラス(Red velvet cake)

高校生の留学プログラムでは、ESLクラス以外に、生徒の希望に合わせてネイティブと行う課外クラスを設けました。

今回は、アメリカンなスイーツを作るベイキングクラス。ESLの先生をした経験があるアメリカ人の講師が優しい英語を使いながら丁寧に作り方を教えてくれます。メニューは、ケーキ、クッキー、パイ、肉料理などの中から希望のものを選べましたが、今回はパーティーのスイーツでも人気なレッドヴェルヴェットケーキを教えてもらうことになりました。

ベイキングに興味があるというホストシスターと一緒に参加。

料理をしながら、キッチンでよく使う英語、レシピブックの読み方、食事中に使う英会話フレーズなどを教えてくれます。

レッドヴェルヴェットケーキは、特にクリスマスやバレンタインデーなどに食べる機会が多い伝統的なケーキ。今では全米で食べられますが、もともとはアメリカ南部のケーキとして知られていました。

真っ赤なスポンジケーキと白いクリームのコントラストが美しく、見た目にも華やか。美しい赤色からは想像できませんが、味はほんのりココア味。

レシピももらえるので家で作ることもできますね。

アメリカのケーキというと甘いイメージですが実際はどうだったのでしょう?

スポンジケーキ部分はそこまで甘くなかったようですが、上に載せたクリームチーズアイシングのフロスティングが甘くて、やはりザ・アメリカ!という味だったようです。

次回作る際は、フロスティングを少なめに、砂糖の量も少し少なくするなど、アレンジしてみるのも良いかもしれませんね。

Duke大学キャンパスツアー

Duke大学キャンパスツアー

高校生の留学プログラムには、キャンパスツアーも組み込みました。

今回は、ノースカロライナ州内の主要大学ともいえる、North Carolina State University (ノースカロライナ州立大学)、Duke University (デューク大学)、The University of North Carolina at Chapel Hill (UNCチャペルヒル校)のキャンパスツアーを行いました。

将来、海外の大学に進学することを視野に入れている学生にとって、実際に大学の雰囲気を知ることは重要なこと。どの大学もそれぞれ雰囲気や特徴が異なるので、時間が許す限りいろいろ見て回るといいでしょう。

本日訪れた大学は、全米トップクラスの超名門として有名な私立Duke大学。

年間12億ドル以上の研究費を投じている国内有数の研究大学で、様々な機関による大学ランキングにおいても上位ランキングの常連大学なのです*1。ランキングという数字だけではなく、実際にDuke大学は15人のノーベル賞受賞者と3人のチューリング賞受賞者を輩出しており、そのうち2名のノーベル賞受賞者が現役の教授として研究を行っているというから驚きです(2023年時点)。

*1: 2023年のTimes Higher Educationの全米ランキングで5位を、世界ランキングで25位を獲得。

さて、まずはノースカロライナに住む日本人に馴染みのあるDuke Gardenから見学スタート。こちらには日本庭園があり、桜の木が数多く植えられていることから桜の名所としても有名です。Duke Garden内のお茶室では、定期的に茶道の教室も行われています。

庭園を抜けて、今度はメインキャンパスの方へ向かいます。

重厚感のあるこの建物がメインのチャペル。ヨーロッパを感じさせるゴシック建築様式で建てられ、重厚な装飾やステンドグラスの美しさが有名です。

特別な式典などの時以外は自由に中を見学することができ、日曜には自由に参加できるミサが行われているようです。

続いて、スクールショップへ。

Duke大学のイメージカラーであるネイビーブルー、マスコットであるブルーデビルなどのグッズ、ユニフォーム、文房具などが購入できます。地下には郵便局も併設されているので、ポストカードを買ってその場で投函することもできました。

小腹がすいたところで、カフェテリアへ。ガラス張りの建物がカフェテリアです。

夏休みなのでどこも人通りは少なめ、カフェテリア内もすいていました。

カフェテリアでは、アメリカン、イタリアン、インド料理、韓国料理、カフェ、バーなどがあり、多国籍の料理を楽しむことができます。今回は韓国料理を堪能。価格は一般のレストランよりリーズナブル!? おいしくいただけました。

午後は、Duke大学に研究留学に来られている日本の医師の方にお願いして、医学部棟、附属病院を見学させてもらいました。日本からだけではなく、世界中から沢山の医師や研究者も多く留学・在籍しています。

普段はなかなか入ることができない学生が使う教室、講堂、研究室、そして病院内部を見学させて頂きました。

Duke大学は、特にメディカルスクール、ヘルスケア、ビジネス、法学関連の分野が強いと言われています。すでに将来について明確なビジョンがある人はもちろん、まだ進路を決めていない学生でも、実際に大学を見学することは大きな刺激になることでしょう。

次回はUNCチャペルヒル校のキャンパスツアーについてお届けします。

Frontier RTPでのESLクラス

Frontier RTPでのESLクラス

前回に引き続き、ESLクラスの様子をお届けします。

NC Summer Programでは、さまざまな経験をしてほしいという事から、ESLクラスの場所を週毎に変えてみました。

今週のクラスは、RTP(Research Triangle Park)エリアにある「Frontier RTP」の「Public Coworking」スペースで行いました。

ここは、フリーランスで働く人、創業したてのスタートアップ、研究、勉強などで個人利用したい人が使える共有ワーキングスペースです。2階より上は、メンバーエリアとなっていて色々サイズのオフィススペースが用意されています。

基本的に共通スペースは誰でもいつでも利用できますが、今回もスピーキングの練習、ホワイトボードを利用をするため、Wolfpackという名前のミーティングルームを予約してクラスを行いました。

実はこの日は「INTERNATIONAL CO-WORKERS DAY」ということで、フリードーナッツをいただくことができました。こんなイベントがあるのもアメリカらしいですね!

大学図書館とはまた違った雰囲気を味わうことができるこちらのスペース。

起業家やフリーランスで仕事をする人の様子を見ることができ、それもまたいい刺激になったのではないでしょうか。

NCSUの図書館でのESLクラス

NCSUの図書館でのESLクラス

今日は、この夏実施したNC Summer Programの「ESLプログラム」について紹介させていただきます。

このESLプログラムは、渡米前にESL講師と生徒を交えた事前ミーティングを行い、生徒のレベルに合わせた学習プログラムを作成。ESL講師オリジナルのテキストを使用しながらレッスンを行います。

授業内容は、スピーキング・発音矯正、リーディング、ライティング、文法などがバランスよく組まれていて、2時間の授業があっという間に終わってしまうほど濃い内容になっています。先生とのマンツーマン授業なので、生徒のペースで進めることができるというメリットもあります。

今週は、NCSU(ノースカロライナ州立大学)内の図書館「The James B. Hunt Jr. Library」で授業を行いました。大学内の図書館を利用することで、大学内の雰囲気や学生の様子を知ることができます。

図書館はとてもモダンな建物で、椅子やソファなどインテリアにもこだわりが光っています。

この日はスピーキングの練習もあったので、オープンスペースではなく、ガラスに囲まれたエリアを利用しました。

夏休みは学生の利用者が少ないため、とても静かな環境で、集中して勉強できたようです。

ホストシスターが参加してくれた回では、3人でスピーキングの練習をしたようです。

授業の前後で図書館内の散策も。誰でも自由に使うことができる州立図書館なので、NCSUの生徒になった気分を味わうことができるはずです。

次回は、RTPエリアにある「Frontier RTP 800, Coworking space」で行ったESLクラスの様子をお届けします。

高校生の2023 NC Summer Programが始まりました!


Beyond Bordersでは、高校生のホームステイプログラムの相談も受け付けております。

先週より、神奈川県より高校一年生の女の子が3週間ほどホームステイのためNCに滞在しています。事前に何度も打ち合わせをして、Zoomミーティングでホストファミリーとも顔合わせを行い、生徒に合わせた語学学習プランやアメリカでのイベント体験などのプランを作らせていただきました。

ノースカロライナには、いわゆる短期留学目的の子供向け語学学校がありません。そのため、今回はプライベートレッスンをして頂けるESL講師にお願いし、週3回、1回2時間のプライベートクラスを開催することにしました。経験豊富なESL講師が、生徒のレベルやペースにあった授業を行ってくれるので、とてもおすすめです。

さらに今回は、ホームステイ先に日本語を勉強している同年代の子供がいる家庭を選ばせていただきました。日本が大好きで日本語も少し話せるホストシスターがいるため、はじめてのホームステイでも会話に困ることなく、楽しく3週間の滞在を過ごすことができるはずです。お互い語学を教えあうことで、より会話力のアップにもつながるでしょう。

この他、滞在期間中には、大学キャンパスツアー、映画鑑賞、観劇、ハイキング、クッキングクラス、ショッピングモール散策など、さまざまなプランを用意しました。

滞在中のイベントについての詳細は、後日改めて報告させていただきますね。

こんなプライベートなホームステイや短期留学がしてみたいという方は、お気軽にご相談ください。予算に合わせて、プランをご提案させていただきます。

イベントたくさん!図書館のすすめ

子供たちの夏休みが始まり、地元の図書館は子供や学生でにぎわってきました。

Wake Countyにある図書館は比較的新しい施設が多く、とてもきれいで快適なスペースが広がっています。新書も多く、行くたびに読みたくなるような本がたくさん並んでいます。

図書館内にはソファがあったり、テーブル席があったり、作業スペースも多く、勉強や仕事に励む人も多くみられます。

掲示板には、イベント案内もたくさん貼られています。子供のイベントから、大人の読書クラブのような案内まで、きっと興味があるイベントが見つかるはず。

子供向けの読み聞かせ会やクラフト教室は人気なので早めの予約が必要なことも。地元の友達ができる場所として多くの人が利用しているようです。

著者が来訪するイベントや、古くなった図書館の本を売り出すイベントなども定期的に行われているようです。

ぜひ定期的に足を運んでみてはいかが!?

レイクサイドで過ごす贅沢な休日

前回紹介した州立公園でのキャンプの続き。

なかなか人気で予約が取れないレイクサイドのキャンプ場ですが、ついに予約ができたので、その様子をお届けしましょう。

ちなみになぜ予約ができたかというと…ホームページの予約サイトをマメにチェックしていると、急にキャンセルが出てスポットが空いたりするのです。思いついた時に、ちょくちょくサイトをのぞいてみると意外と取れるようですよ。(※今回は3か月前に予約ができました)

テントからサンセットを眺められるって最高! テントの奥からレイクに入ることができます。

夕方はのんびりテントやRV内で過ごす人も多いので、レイクで水遊びしている人も少なくまさに貸し切り状態。軽くパドルボートでエクササイズをして…

最近アウトドアを楽しむ人の間で人気のパドルボート。コンパクトに畳めるインフレータブルタイプもあるので便利だ。

美しいサンセットを堪能し、心も体もリフレッシュできました。

コロナ禍には一時期買うのが難しくなったボート。今では、スポーツグッズを扱うお店ならどこでも購入できるようです。

日ごろの喧騒から離れ、自然の中で過ごす週末。さあ、明日からまたがんばろう!と思えるはずです。