本日は、アメリカで現存する州立大学の中で最古の大学University of North Carolina at Chapel Hill (UNCチャペルヒル校)に行ってきました。

UNCチャペルヒル校は、公立大学群の中のアイビーリーグとも言われる「パブリック・アイビー」の8校の内の1校に指定された難関名門大学の1つ。2021年時点で、ノーベル賞受賞者は合計9人もいるそうです。
特に医学・薬学研究が盛んで、公衆衛生学の研究ではジョンズ・ホプキンス大学に次いで全米第2位(US Newsの格付け)。また、プライマリ・ケア、薬学、コンピューター科学なども有名で全米有数の名門校として知られています。
こちらの歴史を感じさせる建物は、蔵書数580万冊以上と言われているLouis Round Wilson Library。

こちらのビルが州立大学で最も古い建物。1795年に建てられたそう。何度か改修されています。

こちらはモアヘッドプラネタリウム&サイエンスセンター。

プラネタリウムのプログラム以外にも、子供たちのサマーキャンプなどのプログラムもたくさんあります。

続いて、医学部内のラボをのぞかせていただきました。ここは膀胱がんの研究をしている場所。いくつもの研究室が並ぶ医学部棟は、夏休み期間にも関わらず多くの研究者が研究を続けていました。

続いて、スクールストアへ。カロライナブルーがシンボルカラーのUNC。かわいいグッズがたくさん並んでいました。

UNC はスポーツの強豪校としても知られ、多くの種目で沢山の選手が活躍しています。中でも伝説的なバスケットボール選手、マイケル・ジョーダンが所属していたUNC Chapel Hill校。数あるスポーツの中でも男子バスケットボールは有名。ということで、少し場所を移動して、バスケットボールミュージアムへ行ってみました。無料で見学することができます

UNCのバスケットボールの歴史をショートムービーで楽しんだ後は、館内を自由に見学できます。

展示室はそれほど大きくないので、30分程度で見学できると思います。マイケルジョーダンのコーナーもありました(写真下右側)。マイケルジョーダン直筆の当時の生徒登録書などを見ることができます。

バスケットボールファンならずとも興奮するスポットです。
UNCチャペルヒル校はしっかり見学をすると1日かかってしまうほど広大な大学敷地ですが、今回は駆け足で回ってみました。
今回工事中で見学ができませんでしたが、UNCにはThe Old Well(古井戸)というシンボルとも言えるスポットがあります。この水を飲むとオールAを取れるという言い伝えがあり、新入生は必ず訪れる場所となっています。

また今回は車窓からの見学になってしまいましたが、Bell Towerもあります。

夏休み期間中は閉まっている場所も多かったので、また次回、紹介できなかった場所をゆっくり紹介できればと思います。