高校生の留学プログラムには、キャンパスツアーも組み込みました。
今回は、ノースカロライナ州内の主要大学ともいえる、North Carolina State University (ノースカロライナ州立大学)、Duke University (デューク大学)、The University of North Carolina at Chapel Hill (UNCチャペルヒル校)のキャンパスツアーを行いました。
将来、海外の大学に進学することを視野に入れている学生にとって、実際に大学の雰囲気を知ることは重要なこと。どの大学もそれぞれ雰囲気や特徴が異なるので、時間が許す限りいろいろ見て回るといいでしょう。
本日訪れた大学は、全米トップクラスの超名門として有名な私立Duke大学。

年間12億ドル以上の研究費を投じている国内有数の研究大学で、様々な機関による大学ランキングにおいても上位ランキングの常連大学なのです*1。ランキングという数字だけではなく、実際にDuke大学は15人のノーベル賞受賞者と3人のチューリング賞受賞者を輩出しており、そのうち2名のノーベル賞受賞者が現役の教授として研究を行っているというから驚きです(2023年時点)。
*1: 2023年のTimes Higher Educationの全米ランキングで5位を、世界ランキングで25位を獲得。
さて、まずはノースカロライナに住む日本人に馴染みのあるDuke Gardenから見学スタート。こちらには日本庭園があり、桜の木が数多く植えられていることから桜の名所としても有名です。Duke Garden内のお茶室では、定期的に茶道の教室も行われています。

庭園を抜けて、今度はメインキャンパスの方へ向かいます。

重厚感のあるこの建物がメインのチャペル。ヨーロッパを感じさせるゴシック建築様式で建てられ、重厚な装飾やステンドグラスの美しさが有名です。

特別な式典などの時以外は自由に中を見学することができ、日曜には自由に参加できるミサが行われているようです。
続いて、スクールショップへ。

Duke大学のイメージカラーであるネイビーブルー、マスコットであるブルーデビルなどのグッズ、ユニフォーム、文房具などが購入できます。地下には郵便局も併設されているので、ポストカードを買ってその場で投函することもできました。
小腹がすいたところで、カフェテリアへ。ガラス張りの建物がカフェテリアです。

夏休みなのでどこも人通りは少なめ、カフェテリア内もすいていました。

カフェテリアでは、アメリカン、イタリアン、インド料理、韓国料理、カフェ、バーなどがあり、多国籍の料理を楽しむことができます。今回は韓国料理を堪能。価格は一般のレストランよりリーズナブル!? おいしくいただけました。
午後は、Duke大学に研究留学に来られている日本の医師の方にお願いして、医学部棟、附属病院を見学させてもらいました。日本からだけではなく、世界中から沢山の医師や研究者も多く留学・在籍しています。

普段はなかなか入ることができない学生が使う教室、講堂、研究室、そして病院内部を見学させて頂きました。

Duke大学は、特にメディカルスクール、ヘルスケア、ビジネス、法学関連の分野が強いと言われています。すでに将来について明確なビジョンがある人はもちろん、まだ進路を決めていない学生でも、実際に大学を見学することは大きな刺激になることでしょう。
次回はUNCチャペルヒル校のキャンパスツアーについてお届けします。